知らないと損をする「自己分析」の本当の強み【実例つきで紹介します】

今回は、知らないと損をする「自己分析」の本当の強みについて書いていきます。
本記事では「自己分析」のメリットと方法が分からない方に向けて解説します。

・自己分析って何?
・自己分析のメリットを知りたい!
・自己分析の方法を知りたい!
と言う方は解決できる記事になっています。
「自己分析」の強みを知れば、あなた自身のことをより深く知りビジネスで活かすことができます。
ぜひ、参考にしてください。
あなたは「自己分析」を知っていますか?
聞いた事がある人は多いと思いますが意識して「分析」している人は少ないかもしれません。
まずは「分析」の定義ですが以下の通りです。
分析・・・ある物事を分解して、それらを成立させている成分・要素・側面を明らかにすること。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
これだけだと少しわかりづらいですね。
そこで、ビジネスで結果を出すための「自己分析」とはなにか?
「自己分析」のメリットや方法を詳しく解説していきます。
ちなみに実績のない人間の記事ほど怪しいものはないので、記事の信憑性を上げるため私の実績を載せます。
・7年で150人以上の部下を指導
・7年で15000人以上のお悩み相談を受ける
・7年で2億5,000万以上の営業実績
・約2年間4県を統括するマネージャー経験あり
・2020年ワイズ・ワン・アカデミー起業
これでも怪しいと思われる方は以前【「努力」はムダなのか?【ビジネスで成功したい人はみてください】】の記事で私が結果を出すために何をしたのか詳しく記載してます。ぜひ、参考にしてください。
目次
1 自己分析とは?
2 自己分析のメリット
2.1 自分にあった方法が見つかる
2.2 問題点が明確になる
3 自己分析のデメリット
3.1 感情が入ってしまう
3.2 甘く評価してしまう
4 自己分析実践例
5 まとめ
自己分析とは?

「自己分析」とはなにか解説していきます。
私なりに解釈すると「ある問題に対しての原因を一つ一つ分解していき理解すること」です。
さらに噛み砕いて言うと、「大きい塊を小さい塊に切り分けていき何が原因なのかを分かりやすくすること」が「自己分析」です。
この「自己分析」で私は多くの実績を残してきました。
しかし、ときどきこんなことを言われます。
・「今まで分析なんてしたことないけど結果を出してきたよ。」
・「なんとなくでやっているけど、何でも上手くいっちゃうんですよ笑」
そう言う方ももちろんいらっしゃると思います。
その方達は天才です!
生まれ持ったセンスで上手くいくなら「自己分析」をする必要はありません。
きっと私が想像できない素晴らしい結果を残されていると思います。
しかし、それはほんの一握りの人です。
企業の経営者ですら「分析」をしながら会社の利益を上げるよう血の滲むような努力をしているのです。
つまりあなたが天才でない限り、「自己分析」はビジネスで結果を出すための必須のツールなのです。
「自己分析」のメリット

「自己分析」のメリットはたくさんありますが特に重要なメリットを2つご紹介します。
・自分にあった方法が見つかる
・問題点が明確になる
一つずつ解説していきます。
自分にあった方法が見つかる
あなたは、自分がどんな人間か他人に説明できますか?
意外にも細かく説明できる人は多くありません。
・「それって自己分析と関係あるの?」
・「自分の性格を説明できても意味なくない?」
こんな声が聞こえてきそうですね。
しかし、重要なポイントです。
あなたの性格、優れているところ、劣っているところ。
これがわかることで、問題の解決方法が変わってくるからです。
あなた自身の性格を活かした解決方法の方が効果はグンと跳ね上がります。
つまり、数ある方法の中であなたに最適な方法を見つけ問題に取り組めるメリットがあるのです。
問題点が明確になる
「問題点が明確になる」こと
これが「自己分析」で大きなメリットだと考えています。
結果が出ないときは必ず問題点があります。
「自己分析」でその問題点を明確にできるのです。
すると対策・改善の精度が上がり効果的に結果に直結するようになります。
さらに行動も明確になるので結果に直結しない「無駄な時間」も減らすことができます。
つまり問題点が明確になることはあなたが結果を出すためには欠かせない要素であり「自己分析」でわかるメリットがあるのです。
自己分析のデメリット

「自己分析」にはデメリットもあるので理解しておいてください。
私はこれまで15,000人以上のお客様と150人以上の部下を指導してきましたが、多くの人が「自己分析」をできていないのです。
正確に言うと「自己分析」をしようとはしているのですが、やり方がズレているのです。
特に多い特徴は以下の通りです。
・感情が入ってしまう
・甘く評価してしまう
一つづつ解説していきます。
感情が入ってしまう
「自己分析」で感情が入ってしまう人が多く見られます。
特に男性は、プライドが高い、負けたくないと言う気持ちが強くて素直に「自己分析」できない傾向にあります。
気持ちは非常にわかります。
私も負けず嫌いなので(笑)
しかし、あくまで視点は客観的に見た自分を意識してください。
感情が入ってしまうと独りよがりな「自己分析」になってしまい本来の目的から離れてしまいます。
いい結果を出すためには、冷静に自分を「分析」してくださいね。
甘く評価してしまう
甘く評価をしてしまう人も多いです。
現実の自分を受け入れられず甘く評価することで、現実逃避をするためです。
現実逃避をすれば気持ちはラクになります。しかし、現実の自分としっかり向き合ってください。
向き合うことで「自己分析」の本当の効果が出ます。
決して妥協はせず、取り組んでみてください。
自己分析実践例

ここまで「自己分析」の知識やメリットなどを解説してきました。
続いて、これまでの知識を踏まえて「自己分析」の例を紹介します。
ご自身に当てはめながらご覧になってください。
【1】達成したい目標を確認する
原点はまずここです。
問題の原因を明確にするための目標がなければ始まりません。
あなたの目標は何かを決めてください。
必ず具体的に数字で表してください。
例)
・売り上げを1ヶ月で50万円作りたい
・1週間で契約を1件取りたい
・1日で接客件数を20件以上やりたい
⬇︎
【2】現状を把握する
目標を確認したらあなたの現状を把握します。
紙に書いてみると分かりやすいです。
思いつく限り書いてみてください。
例)
・先月の売り上げは40万円だった
・先週は0件の契約
・昨日の接客件数は15件だった
⬇︎
【3】目標と現状の差の確認
目標に対して何がどれくらい足りていないのかを確認します。
現実に直接向き合うのはしんどいですが、妥協せず必ず行なって下さい。
例)
・目標まで10万円足りない
・目標まで1件足りない
・目標まで5件足りない
⬇︎
【4】行動の確認
あなたの1日の行動を振り返りましょう。
その行動は目標に沿っている行動なのか確認して下さい。
本当にそれが必要なのか? 目標とズレた事をしていないか?
できるだけ細かく分けてください。
行動をした結果も書けるとより明確になります。
例)
・ランチタイムの売り上げはフル回転で2万円の売り上げ
・10時〜11時は取引先へ3件の訪問で契約0件
・16時〜17時の接客件数は2件
⬇︎
【5】仮説を立てる
行動が明確になったら仮説を立てます。
数字を入れることで基準が明確になり格段にフィードバックしやすくなります。
逆に数字がないと検証が難しくなります。
例)
・ランチタイムの売り上げをさらに上げるため、客単価を上げる提案をする。
・訪問数を5件に増やす。そのため、時間のロスをなくすルートで営業周りをする
・何もしていない時間が10分ぐらいあったのでその時間で2件接客する
⬇︎
【6】【2】〜【5】を繰り返す
【1】で立てた目標を達成するまで行う。
達成したらふたたび新しい目標を立てて【2】〜【5】を繰り返す。
かなり簡単に書きましたが、以上が「自己分析」の方法です。例は、さらに深掘りすれば質の高い「自己分析」ができます。
始めは慣れるまで大変ですが、最初は小さな目標を設定して行なうとわかりやすいのでチャレンジしてみて下さい。
知らないと損をする「自己分析」の本当の強み【まとめ】
いかがだったでしょうか?
以上が知らないと損をする「自己分析」の本当の強みです。
普段生活をしていても「自己分析」することは中々無いものです。
しかし、意識的に行うと自分の問題点を早期に把握し解決につなげることができます。
慣れてくれば、自然と問題点や改善策が思いつくようになっていくでしょう。
さらに「自己分析」がクセになればあなたの成長スピードは格段に上がります。
自分の問題解決だけでなく周囲の問題解決もできるようになります。
つまり「自己分析」ができるだけで、あなたはビジネスには欠かせないスキルを身につけることができるのです。
もうやらない手はないですよね?
今日から「自己分析」のクセをつけて周囲に差をつけましょう!
最高の結果は最高の行動から。